taisei_vie大成建設の新しいテレビCM「ベトナム・ノイバイ空港」篇を監督させていただきました。
現在建設中のノイバイ国際空港の新ターミナル、その建設に携わる一人の男性技術者の姿を、30秒のアニメーションで描きました。お目にとまれば嬉しいです。こちらに簡単な紹介ページを作りました。


Z会グループの運営する静岡県三島市・大岡信ことば館において、「新海誠展 ―きみはこの世界の、はんぶん。―」が開催されることになりました。

本展では、僕の作品から日常を舞台にした4作品、初期自主制作短編『彼女と彼女の猫』、連作短編『秒速5センチメートル』、最新作『言の葉の庭』、Z会CM『クロスロード』が取りあげられます。絵コンテや原画、背景美術、未公開のメイキング画像、さらに「ことば館」ならではの、作中の台詞や言葉のユニークな造形展示がなされます。また『クロスロード』については、本展のためにキャラクターデザイナーの田中将賀さんと一緒に描きあげたポスターイラストのメイキング映像、さらに本編のメイキング映像も編集いたしました。夏休みを挟んでたっぷりと開催期間がありますので、よろしければぜひ足をお運びください。

詳細は大岡信ことば館のページ(http://kotobakan.jp/exhibitions/shinkai-makoto)をご覧ください。


chronicle「小説 言の葉の庭」の発売を記念して、作中の年表を公開します。
小説版は映画版「言の葉の庭」をベースとしてはいますが、各話ごとに語り手を変えるオムニバスに近い構成になっています。各話は必ずしも時間軸に沿って書かれているわけではありませんので、小説を読んでいただいた方にとっては年表を眺めるのも一興かもしれません。
なお、映画版と小説版の出来事/時間軸は微妙に異なっている箇所があります。この年表は小説版に基づいていますが、新海の執筆時のメモですので、最終的な小説の記述とは異なる箇所もあるかもしれません。ご了承ください。
また、年表中には映画・小説のネタバレも含みます。未読の方はご注意ください。

(さらに…)


kotonoha_novel_S新海誠が執筆した「小説 言の葉の庭」が2014年4月11日発売となります。

この小説の原作となる映画「言の葉の庭」は、孝雄と雪野の視点のみからなる46分の中編でした。一方、本小説版では語り手を増やし、オムニバス的な構成で物語をより深く掘り下げています。長編小説と呼べるボリュームとなり、映画をご覧いただいた方も未見の方にもお楽しみいただける一冊にしたつもりです。なお、本書は雑誌「ダ・ヴィンチ」2013年9月号からの連載に、書き下ろし分を加えたものです。連載開始にあたっての記事「『言の葉の庭』の小説を書く、個人的な理由」も、よろしければご覧ください。

なお、発売情報については「ダ・ヴィンチニュース 小説『言の葉の庭』新海誠 - 特設サイト」にまとめられています。

Amazonでのご購入:小説 言の葉の庭 (ダ・ヴィンチブックス)


花澤さんのライブ「花澤香菜 live 2014 “25”」のパンフレットに、イメージボードを3点寄せさせていただきました。
kana25
花澤さんとは、「言の葉の庭」で雪野役を演じていただいて以来のお仕事。彼女の過去から今にいたるまでのお話をじっくりお伺いして、さらに花澤さんのアルバム「25」を繰り返し聴きつつ、3枚のイラストを描かせていただきました。どのようなイラストか、ぜひライブのパンフレットでご確認くださいね。ライブの詳細はこちら(http://www.hanazawakana-music.net/live2014/)です。


株式会社Z会(http://www.zkai.co.jp/)とのコラボレーションとして、アニメーション作品「クロスロード」を監督させていただきました(120秒/30秒/15秒)。
Zkai_head
キャラクターデザイン・作画監督に田中将賀を、歌にやなぎなぎを迎え、受験生を、ひいては迷いを抱えた若者を広く応援できるような作品を目指しました。離島に住む少女と東京の少年の人生が、受験を軸に交差する物語。作品紹介ページはこちら(http://shinkaimakoto.jp/Zkai)です。


2013年、2014年

2013年12月31日 10:11 PM, カテゴリー: 近況ほか コメント(12)

 僕にとって、2013年は「言の葉の庭」に終始した年でした。そして今、2013年の大晦日も、僕は小説版「言の葉の庭」を書いています。春頃にはおそらく単行本で出版することができる予定です。作品がこのような機会に恵まれたこと、当初予想していたよりもずっと多くの方々に受け入れていただけたこと、たくさんの方々とのご縁に繋がったことが、とにかくもしあわせな年でした。
 同時に、このままではいけない、という思いもだんだんと強くなってきています。技術も知識も熱意も興行も、なにか新しいフェーズに踏み込まなければいけない。それは「言の葉の庭」という、自分の作品の中で(ささやかながらも)最大の商業的成功を収めた作品の後に、初めて強く感じたことです。
 そのためには、2014年は次の新作映画に向かわねばなりませんが、その前に皆さまにいくつか発表できる仕事もあります。とにかくも全力で、自分の役割に向きあいたいと思っています。2013年、皆さまにたいへんお世話になりました。2014年も、なにとぞよろしくお願いいたします。


taisei_title十二月からオンエアされています、大成建設の新CM「スリランカ高速道路」篇を監督させていただきました。トルコ「ボスポラス海峡」篇に引き続き、僕が作らせていただいたものとしてはシリーズ2作目のCMとなります。簡単なメイキングページを作りましたので、よろしければご覧ください。


2013年2月に行われた野村不動産グループによる「プラウドボックス感謝祭」、そのシアター映像として作らせていただいた短編アニメーション「だれかのまなざし」がYouTubeのPROUDCHANNELにて全編公開されています(2014年1月12日をもって配信終了いたしました。たくさんのご試聴ありがとうございました!)。作品紹介ページはこちらです。


novel_titleアニメーション映画「言の葉の庭」の小説版が、『ダ・ヴィンチ』2013年9月号(8月6日発売)より連載開始となります。自分の原作映画を自身で小説化するのは、『小説・秒速5センチメートル』以来の2作目となります。

連載開始にあたり、「『言の葉の庭』の小説を書く、個人的な理由」をポストしました。ご興味のある方はお読みくださいませ。


「言の葉の庭」Q&A

2013年5月7日 6:06 PM, カテゴリー: 「言の葉の庭」 コメント(18)

qanda_title2013年5月5日に徳島マチアソビにてトークイベントをさせていただきました。その時にtwitterに寄せていただいたご質問にお答えいたします。
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kotonoha_rain_title5/31に公開を控えた「言の葉の庭」(公式サイト)前回はセルの塗り分けについて解説しましたが、ここでは物語のもう一つの主役と言うべき雨の表現について解説します。

とはいえ、本作での雨表現はおそらく他の多くの国産2Dアニメーションとほぼ同じソフトウェア、同じ手法でなされています。Adobe After EffectsとTrapcode Particularの組み合わせです。プロの方には新鮮味を欠く記事かと思いますが、アニメ制作に興味ある若い観客の一助になればとの思いで解説します。

 

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kotonoha_nuriwake_titleいよいよ「言の葉の庭」の予告篇が公開されました。映像が美しいと言ってくださっている方もいてとても嬉しいのですが、具体的にどう綺麗なのかはあまり言及していただけませんので、自分で解説することにしました(笑)。「言の葉の庭」では環境光を意識した光の回り込み(反射色)をキャラクターに描き込んであるカットが多くあります。他にもビジュアル的な見所はいつくかありますが、今回はこの反射色を解説します。

 

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2013年5月31日公開の劇場アニメーション「言の葉の庭」の予告編映像と公式サイトが公開となりました。本編の完成まであと一ヵ月とすこし、制作スタジオは作業の大詰めです。絵も音楽も声も、とても良いものが出来上がってきています。どうか公開をお楽しみに!


kotonoha_music 新作アニメーション「言の葉の庭」の公式サイトと予告篇が、明日(2/21午前中)公開になります。それに先立ち、このサイトを見てくれているような僕の過去作をある程度知ってくださっている方々に、ひとつお伝えしておきたいことがありこのエントリーを書いています。
 実は「言の葉の庭」のBGMは、お馴染みの天門さん作曲ではありません。柏大輔さんにご担当いただいています。「天門曲あっての新海作品ではないのか」と思われる方もたくさんいらっしゃると思いますので(僕もわりとそう思います)、ここに至る経緯をお話ししておきたいと思うのです。 (さらに…)

野村不動産グループ『プラウドボックス感謝祭』『プラウドタイム感謝祭』にて上映されたショートフィルム「だれかのまなざし」の簡単な作品紹介ページを作りました。ご興味のある方は見てみてください!


2013年2月10日(日)・11日(月・祝)に、東京国際フォーラムにて行われる野村不動産グループ『プラウドボックス感謝祭』が開催されます。住まいと暮らしに関する様々な展示・イベントが行われるにぎやかで特別な2日間。その会場で上映されるショートアニメーション作品「だれかのまなざし」を、このたび制作させていただきました。
manazashi_s
作品詳細は1月23日に『プラウドボックス感謝祭』WEBにて発表されます。お問い合わせ等もそちらまで。物語・映像のみならずキャスト・音楽も素敵な方々が携わってくれていますので、どうかお楽しみに。
『プラウドボックス感謝祭』、ご家族ご一緒で楽しめるお祭りです。お時間のある方はぜひぜひご来場いただき、「だれかのまなざし」もチェックしてみてくださいね。


available_itunes_children「星を追う子ども」がiTunes Storeから買えるようになりました! 既に「ほしのこえ」「雲のむこう、約束の場所」「秒速5センチメートル」は販売中ですので、これで僕の主要な作品は全てiTunesに揃いました。データで持っていられるってやっぱり便利ですよねえ。未見の方はこの機会にぜひ!


2012年、2013年

2012年12月31日 8:58 PM, カテゴリー: 近況ほか コメント(11)

2012-20132012年はアニメーション作品の企画を作るところから始まった年でした。僕は常にたくさんのアイデアを温めているというタイプの作り手ではないので、その時の状況──2011年に公開した「星を追う子ども」への反響、メディアを通じて知る社会、自分を取り巻く環境の変化、そういう諸々の影響を受けながら何本かの企画書を書き上げ、そのうち最初に実現することになったものが2013年公開予定の「言の葉の庭」です。ですから2011年も2012年も2013年も、個人的にはどうしようもない連続感のなかにあります。この先なにかの区切りを感じられるような年末があれば、作品的にもようやく成長があったと胸を張って言えるのかもしれない等とつらつらと考えます。
ともあれ、作品を作りながら年を越せるのは本当に支えてくださっている皆さまのおかげです。大変お世話になりました、2013年もなにとぞよろしくお願いいたします。


kotonoha_logo現在制作中のオリジナル劇場用アニメーション「言の葉の庭」の告知を http://www.shinkaimakoto.jp/kotonoha/ に掲載しました。2013年の遅くない時期の公開を予定しています。たくさんの方に観て楽しんでいただけるように、制作・製作スタッフともに全力で取り組んでいます。来年の公開をどうか楽しみにお待ちください。